冬に向けて免疫力を高めるには

季節の変わり目は、辛い風邪やインフルエンザウイルスにかかりやすくなります。今の時期こういった症状に悩まされることが多いのはおそらく、屋内で他の人と一緒に多くの時間を費やすことになるからでしょう。これらのウイルスは乾燥した冷たい空気の中で人から人へより簡単に拡散するからです。

 

こうした季節の変化以外に問題なのは、この時期になると私たちはあまり活動的ではなくなり、健康的な栄養価の高い食事を無視しがちになることです。人による臨床研究から、定期的に適度な運動をすることによりインフルエンザや風邪ウイルスなどの微生物感染の発生率を軽減できることが分かっています。しかし、過度の激しい運動は、運動によるストレスから身を守ろうとする身体の自然な防御機構が働き、逆に感染に対し過度に敏感に反応する可能性があります。

 

これらの自然な防御メカニズムには、サイトカイン、感染から身を守るために作られる化学メッセンジャーである組織壊死因子a (TNF-a)やインターリューキン-6(IL-6)などの微生物、およびTリンパ球を含む感染と戦う血液中の細胞が含まれます。人による臨床研究では、果物や野菜、特にアントシアニンが豊富な果物の摂取が、サイトカイン、TNF-a、IL-6のレベル、および感染と戦うTリンパ球のレベルを調整し、免疫力を高め、インフルエンザや風邪ウイルスなどの微生物感染から身を守ることが明らかになっています。特に、ニュージーランドカシスのアントシアニンは、身体の免疫力を高めるのに有効であることが臨床的に示されています。

 

ですから、定期的に適度な運動をするよう心がけ、美味しいニュージーランドカシスを含む果物や野菜を積極的に摂取することはとても大切。この冬、辛い風邪やインフルエンザにかからないためにもとても理にかなっているといえます。

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